みなさん、活性酵素はご存知ですか?
普段、活性酵素は、ウイルスや細菌から体を守る働きをしてくれるため、なくてはならない存在となりますが、実は、不規則な食生活を続けていると、活性酵素が悪い活性化をし、体を錆びつかせてしまう働きが出てしまうのです。
びっくりですよね。
普段体を守ってくれる自分の味方が、不規則な生活をすると、活性酵素達が狂って、自分の体を攻撃してしまうという理屈です。
なんだか怖いですよね…
ここでいう体のサビとは、いわゆる酸化、老化となります。
体が錆びるとなぜいけないのか、これは機械と同じです。
機械が錆びればうまく動かなくなりますよね。
体も同じです。
錆びてしまうと体の様々な機能がうまく働かなくなります。
例えば、うまく体が動かなかったり、免疫機能が正常に作動しなかったり、体温上昇機能がうまく作動しなくなり、基礎体温が落ちたりと。
基礎体温が落ちれば、当然基礎代謝が落ちるので、太りやすい体にもなってしまいます。
免疫力も落ちますので、当然、風邪やがんなどの病気にもかかりやすくなってしまいます。
そんな怖い活性酵素であれば、できれば減らしたい!と思うのは自然な流れですよね!
今日は、そんな活性酵素を減らす方法をご説明していきたいと思います。
活性酵素が発生する理由
では、まず、どうして活性酵素が発生してしまうのか、その原因ですよね?
実は、活性酵素は食べ過ぎが主な原因です。
この点について、以前も以下の記事で詳しく解説しておりますので、そちらもあわせてご覧いただければと思います。
活性酵素は、食べ過ぎると、それを消化したり吸収したりする時にエネルギーを使うのですが、その時に生まれてしまいます。
そのほか、活性酵素が発生する主な原因は以下のとおりです。
- 食べ過ぎ
- 多量の飲酒
- 喫煙
- 食品添加物の取りすぎ
- 激しい運動
- ストレス
- 強い紫外線
- 悪い空気を吸う
どうでしょうか。
体に悪いと言われているものの多くが、活性酵素を発生させる原因になっているという形ですね。
食品添加物
実は、食品添加物も体を酸化させてしまうということから、体に悪いと言われていたんです。
コンビニ弁当は食品添加物がいっぱい入っているから食べないほうがいいというのは、最近よく耳にしますが、理由まで知っている方はあまりいなかったのではないでしょうか。
コンビニ弁当などの食品添加物は、意識して摂らないように避けることができるので、ぜひ摂らないように気をつけて下さい。
ストレス
ほかには、ストレスなんかですと、体がストレスと戦う際に、体内のホルモンが活性酵素を分泌してしまうのです。
紫外線
紫外線は、老化にもつながると言われていて、イメージがあるかと思いますが、紫外線を浴びると、肌が酸化してしまいます。
女性の方で日傘をさしている方が多いのがまさにこの理由からですね。
今の時代は、男性の方も日傘をさす時代ですからね。
みなさん、なんとなく紫外線は体に悪いというイメージがあったかと思いますが、実は、このような理由で体に悪かったのです。
活性酵素を除去するには
では、このような活性酵素はどのように除去すればいいか?
実は、活性酵素に対抗できる栄養素は、抗酸化物質となり、食事などから摂取することが可能となっています。
抗酸化栄養素
活性酵素に対抗できる栄養素としては、抗酸化栄養素があります。
具体的には、以下のとおりとなります。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンE
- βカロテン
- ポリフェノール
- フラボノイド
上記の栄養素に、抗酸化作用があります。
この栄養素は、具体的には、それぞれ以下の食品に含まれています。
ビタミンA
レバー、うなぎ、穴子
ビタミンC
ブロッコリー、キャベツ、レモン、みかん
ビタミンE
ほうれん草、かぼちゃ、アーモンド
βカロテン
人参、かぼちゃ、ほうれん草
ポリフェノール
赤ワイン、緑茶、ココア、大豆、りんご
ポリフェノールのダイエット効果については、以前別の記事を出しているので、参考にしてください。
フラボノイド
玉ねぎ、レタス、緑茶
上記の抗酸化栄養素をバランス良く取り入れることが重要です。
また、人参、玉ねぎ、ブロッコリーが抗酸化栄養素を取る食品としては、かなりオススメの食品となります!
にんじんには、糖をスムーズにエネルギーに変える働きがあり、ブロッコリーには、体内の酸化を防ぐ働き、玉ねぎにも、強力な抗酸化作用があります。
まとめ
酸化による老化は、ある程度はしょうがないとしても、実は、防げる酸化はたくさんあります。
紫外線を防ぐために日傘を使ったり、食品添加物を含む食べ物は極力食べないようにしたりと、ある程度自分でコントロールできる部分が多くありますので、ぜひ気をつけていただき、活性酵素を発生させないような生活を心がけていただければと思います。
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